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メッキ


こないだ古本屋で買った夏目なんとかという作家の小説『それから』を読んでいます。

古びた文庫本なので120円くらいかと思ったら260円もしたこの本。

金持ちの家に生まれて三十にもなってニート生活をしているボンクラが主人公で、なかなか面白い。

そんなかで以下のような一節がございました。

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三、四年前の自分になって、今の自分を批判して見れば、自分は、堕落しているかも知れない。

けれども今の自分から三、四年前の自分を回顧して見ると、確かに、自己の道念を誇張して、得意に使い回していた。

鍍金(メッキ)を金に通用させようとする切ない工面より、真鍮は真鍮として、真鍮相当の侮蔑を我慢する方が楽である。と今は考えている。

(中略)

その時分は親爺が金に見えた。多くの先輩が金に見えた。
相当の教育を受けたものは、みな金に見えた。

だから自分の鍍金(メッキ)が辛かった。
早く金になりたいと焦って見た。

ところが、他のものの地金へ、自分の眼光がじかにぶつかるようになって以後は、急にそれが馬鹿な尽力に思われ出した。

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いいことが書いてあるのか悪いことが書いてあるのかよくわかりませんが

なるほどねえと思うフシがある。

たしかに多くの先輩が金に見えて、自分も金になりたいと思って、メッキ加工に必死になっていた時代もあった気がする。

三、四年よりずっと前だけど。

メッキ加工に必死になるのが愚かなことなのかどうか、それもまた意味があるようにも思えつつ、

一方、見当外れの理想を描いて勝手に人を金だと見なしていたようなところもあります。
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最初の始まり


激コミの埼京線でマス寿司のようにプレスされながら考えたんですが

「有る」とすればツジツマが合わなくなるし

「無い」としてもなかなか説明しきれないものがありまして

それは「世界の始まり」でございます

小学生の頃からずっと気になっておった

みんなはどう考えておるんだろうか

「ビッグバン」が宇宙の始まりだったという説もありますが

その爆発が起きた空間はいつできたのか

その爆発を起こした成分はいつ生成されたのか

という疑問が当然わきおこりまさあね

完全に何も無いところからは何も発生しないわけで

何かが発生するということはそれを発生させた何かが有るわけですから

どこまでたどっていっても

正真正銘このひとつぶから世界が始まりましたみたいな境界線には

出会うことができないわけです

で、

キリスト教では万物の創造みたいなことが描かれているようですが

仏教ではさわやかに

「無始」

と説いておる

何にでも始まりがあると思うのが間違った固定観念であって

突き詰めていくと究極的は始りというのは存在しまへん

「無始」

こそ真実であって、ついでに終わりもない

「無始無終」

が、宇宙のありさまだというわけ

これは理屈としてスジが通っておる

とはいえ

始りも終わりも無くて途中経過だけがずっと続いていくという状況というのが

どうにも平凡な理性ではとらえきれない

終わりが無いというのはまだ認識できるけど

始りがありませんでしたというのはなかなかカッチリ認識できない

かといって「始り」というものを設定するのは不可能だということはすでにわかっている通り

まだまだいろいろ考えたんですが

キリがないのでやめます。

ガンダム参拝

gundam1
■ 右下の肌色は撮影者の指肉です

豊臣政権になぞらえて格付けすると

五大老くらいの地位にある重要なお友だちが大阪からこの東京へ遊びに来ましたもので

しのつく雨の中、霊地お台場までガンダム詣でに行って参りました

ど月曜でしかも雨天に関わらず、熱心な参拝者の皆様がたくさん来ていました

まだ正式にご開帳されてはいないのですが、画像の通りバッチリ全身を拝むことができます

gundam2
■ この背中を見て育ちました

正式にご開帳されますと、御頭が左右に動くのだそうです

他、御胸や御膝などから御スチームがブシューと吹き出すとのことですが、

このブシューは、テストしていたのか、今日じっさいに観ることができました

われわれが前面から背面に回っていこうとしたときにわれわれの前を通過していった

オタク業界の関係者と思われる方の無垢で純真な満面の笑み!

よほど信心深い方にちがいありません

小栗旬


さいきんわたくしの中で株が上がっている俳優は

小栗旬

評価のポイントは

TBS低視聴率ドラマのひとつ『スマイル』にて

松潤に射殺されたときの死にっぷり

小栗旬は極悪人の役でして

まじめに生きようとする松潤の人生を破壊するばかりでなく

ついには新垣結衣に蹴りの連発

そのご性的暴力に及ぼうとしたところを

松潤が放った銃弾により昇天なさったのでした

まずその極悪人っぷりがとてもよかった

あれほど見ごたえのある悪は久しぶり

『子連れ狼』に出てきた阿部頼母に次ぐインパクト

そして銃弾を打ち込まれたあとの

のたうちまわるリアクション

目をギョロリとひんむいて、グエーってかんじで息絶えるときの表情

キムタクにはできますまい

二枚目なのによくやった

あのグエー顔は最高だった

まあ小栗旬の好演もむなしく『スマイル』は低視聴率街道をひた走ったまま最終回を迎えようとしてますが

わたくしは欠かさず観ています

あのグエー顔はスタッフにも高く評価されたものか、

小栗旬はお亡くなりになったものの、

グエー顔は回想シーンなどでたびたび出てきて嬉しいかぎり

あとは『天地人』の石田三成

あまり出番は無いものの、これから徐々に出番が増えるでしょう

仕事はできるけど嫌われ者の三成

ツマブキ君がガスパッチョと同じであるのに対して、

小栗旬はちゃんと歴史ドラマらしくヅラをかぶっています

悲劇的な末路をたどる石田三成だけに

これからの活躍がさらにたのしみ。

天地人


NHK大河ドラマ『天地人』が

前作『篤姫』につづいて絶好調らしく、平均視聴率は20%を越えています

テレビドラマの視聴率というのはよくわからないもので

マメにテレビドラマをチェックしているわたくしですが、ここ最近の、平均視聴率が20%を越えたテレビドラマで

多少なりとも面白いと思い、ちゃんと毎回観ていたのは、『篤姫』と、

あとは『華麗なる一族』くらいかな。。

『CANGE』も『ごくせん』も『花より男子』も、ごくたまに観てたくらいです。



『篤姫』は、わたくしとしては、ただただ宮崎あおいが毎回美しく凛々しければそれで満足でした

他のことはよく覚えていない

A太もB太も特に印象は無く・・・堺雅人はよかったけど。

『天地人』に関しては

どのへんが面白いのかよくわからないながら

現代ドラマ風にアレンジしてあるのがいいのかな?と思います



ツマブキ君の演技は、これがあの名将直江兼続だとは到底思えず、

ガスパッチョの人が逆にタイムスリップして戦国時代に来たのかな?

というかんじの、ただの人のよさそうな若造ですが

(髪型も、時代劇なのにヅラをつけず、ふだんと同じだし。。)

その、重々しくいかめしく無いところがウケているのかも知れない

ほか、

もともと大河ドラマの題材にするにしては歴史的エピソードが少なすぎる直江兼続だからこそ、

どうでもいいオリジナルエピソードを多数織り込んで、

自由に脚色している点が成功しているのでしょう

歴史マニアからは非難されてるんだろうけど。。

いま、『戦国無双』だとか、主にゲームの影響で、若者たちの間に戦国ファンが増えているそうで、

特に若い女子たちが伊達政宗や真田幸村をアイドル化して自由に妄想をふくらませて

歴史モノというのとはまた違う観点で、アニメの二次創作的なノリの同人誌とか書いてるらしく、

そういった層に対しては、

あまり史実にこだわらず、現代ふうに自由にアレンジしていったほうがウケがよいのかも知れません

そんなわけで『天地人』は

戦国モノというコンテンツの上手な活用の仕方を示したものだと考えます。
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